一人親方(個人事業主)でも建設業許可は取得できます

 

 たまに聞かれるのですが、一人親方も建設業許可は取得できます一人親方でも建設業許可を取得していると、取引先への信用は増すでしょうし、取引の幅が広がる可能性もあります。

 

 一人親方は一人で仕事を回しているので、多くの方は、建設業許可を取得するのは面倒で手間がかかると考えているようです。確かに、法人で事務員さんがいるような場合は、事務員さんが時間をかけて手続きをしたり、行政書士に委託して書類のやり取りをしたりできるのですが、一人親方の場合は大変な作業になり時間も無いかもしれません。でも、費用や少しの手間はかかりますが、行政書士に丸投げという方法も選択肢としてはあります。

 

●要件

 一人親方でも、要件は同じです。ただ、要件のうちの社会保険については、従業員がいる法人は法人として社会保険に加入してなければなりませんが、個人事業主として建設業を営む場合には従業員が4人以下であれば事業主としての社会保険への加入義務はありません。そのため、従業員が少ない規模の場合は、必要経費が少なくなります。

 

許可の要件は、ここをクリック

 

●必要書類

 個人事業主だからといって手続きや審査が簡易になるわけではないので、法人の場合と同じように書類を用意する必要があります。ただ、法人特有の定款のような書類は不要なので、法人の場合には必要でも個人事業主では不要な書類があります。その点においては、手間が省かれるとも言えます。

 

必要書類については、ここをクリック