永住許可の壁、まずは“理由”を知ることから

 

 永住申請を自分で永住申請を行い、残念ながら不許可になってしまった方もたくさんいます。2020年~2024年の永住許可率は毎年約50%です。申請した方の半分は不許可になっています。多くの不許可の方は再申請を考えると思いますが、それまでの在留資格の更新のように簡単にはいかない事が解ったかと思います。緩いと言われる日本の永住許可も、外国人が増え外国人の素行問題もあり、年々審査が厳しくなってます。

 再申請するにあたり、どう対応していけば良いのかを説明致します。

 

理由がわかれば、次の一手が見えてくる

 

 不許可になって再申請を考えているなら、まずは永住権の不許可理由を確認する事が必要です。永住申請の不許可理由は、1回だけ申請した入国管理局で確認する事ができます。入国管理局の担当官(その審査を担当していない担当官)から不許可理由を聞けますが、担当官は不許可理由の全てを伝える義務はありません。その為、不許可理由を聞きにいく際の面談では、必ず全ての不許可理由を確認する事と、再申請が可能なのか、再申請した場合に許可の見込みはあるのかを確認する事が重要になります。

 不許可理由の確認に不安がある方は、永住申請を専門にしている行政書士などに入管への同行を依頼すると良いでしょう。そもそも手続きが間違っていたり、法律的な話が出たり、日本語が得意では無い中で専門用語が出てくるので、説明を受けても意味が解らなかったり、今後の対応や再申請の可否が分からないからです。不許可理由は1回しか聞けないので、きちんと説明を聞き出し、内容を把握しないと再申請は難しいです。

 

不許可の理由、一緒に確認します

次回申請の成功率を上げるために行政書士が同席し、不許可の理由を正確に把握します。

 

不許可理由同行サービス  33,000円(税込) 

※ 行政書士が同行し、入国管理局で一緒に永住不許可の理由を確認します。

※ 東京入管の場合は、交通費等の実費込みです。

※ 自分で申請した方は原則として本人しか聞けないので、再申請の依頼を受けている前提でなければ同行できません。

※ 最初から弊所に依頼がある方は、本人が出頭せず弊所の受任取次行政書士が無料で代理で聞きにいきます。

 

 

不許可の理由

不許可の理由は大きく2パターン

 

不許可の理由は、以下の大きく2パターンに分けられます。

 1.そもそも要件を満たしてない場合

 2.書類の内容に不備があったり、説明不足の場合

 

1.そもそも要件を満たしてない場合

 永住申請ができる要件を満たして無いのに書類が揃っていたので受理されてしまっただけの場合は、リカバリーは不可能です。自分で申請する方に多いケースで、ネットの都市伝説や外国の友人等の世間話レベルを鵜呑みにして申請した場合に起こります。要件を満たす状態になってから再申請する事になるので、直ぐに再申請するというのは難しいです。再申請までに一定期間の経過を要する事が想定されます。

 受理されてラッキーと思われたかもしれませんが、申請時点では許可要件を満たして無かったので、場合によっては悪質な申請と捉えかねられません。勘違いならまだしも、嘘や偽装だった場合には今現在の在留資格の更新にも影響が及ぶ可能性もあるのでお気をつけ下さい。不許可のデータは残るので、再申請してもマークされる事は否めません。永住許可はハードルが高いので、最初から専門家に相談した方が良かったかもしれません。

 

 

2.書類不備があったり、説明不足の場合

 書類は全てきちんと提出している場合で、不許可に引っかかる不利益状態があったような場合は、予めなんらかの説明書を提出していれば許可になっていた可能性があります。不許可理由を聞いてクリアできそうな場合には、すぐに再申請ができますし、永住許可を得る可能性は高いです。

 

 通常は、書類内容に問題が無く単純な不備の場合は、証明力が弱いので別途追加資料を提出すれば許可になります。審査官にとって何らかの違和感がある部分について、何らかの説明を追加資料として提出して許可になるケースもあります。

 不許可になったという事は、これ以上審査の必要は無いとの判断がされたという事になります。都合の悪いことをうやむやにせずに何らかの説明書を添付しておけば、審査官の対応も違ったかもしれません。

 

失敗する前に、最初からプロに

 不許可になった方は、もうお気づきでしょうが、最初から専門家に任せることで時間も心も無駄にしない事がお解りでしょう。不許可→理由確認→再申請… その前に、最初から専門家に頼んでおけば良かった。お金も時間も倍以上かかってしまったという事になります。専門家への依頼も、不許可のリカバリーは当然ですがどこでも割高になります。また不許可になってしまわないよう、不許可理由確認から永住専門の行政書士などに依頼するのが結局は早道です。

 

不許可になった方の相談

   1時間 11,000円

    ※ 申請に使った資料から、一般的な個々の要件確認や今後の個々の再申請可否の相談になります。

    ※ 再申請が可能で、再申請をご依頼の場合は、基本料金から11,000円を差し引きます。

    ※ 個々の必要書類や申請テクニック等の回答はコンサル料がかかります。

 

永住ビザ再申請(不許可再申請)

 

基本料金 165,000円(税込)~

※ 不許可歴ある方のオプション料金を含みます。

 

オプション料金(追加料金)※ 入管との対応や作成書類が増えるため

同居親族1名につき    33,000円(税込)

不許可歴がある方     33,000円(税込)

出国日数が多い方     33,000円(税込)

別途説明書が必要な場合  33,000円(税込)

 

※ 上記は報酬額の目安です。詳細については、各々の難易度等ご依頼いただく内容により異なりますので、個別見積をご

  請求の上ご確認ください。

※ 上記報酬には、消費税が含まれてます。

※ 上記の報酬額には、通信・交通費等の実費、事務手数料は含まれておりません。別途かかります。

※ 再申請のご依頼で不許可の場合は、更なる再申請の無料保証はありません。更なる再々申請は別途料金です。